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論文

化学発光分析による絶縁材料の放射線・熱劣化の評価,第2報

八木 敏明; 森田 洋右; 瀬口 忠男

DEI-93-155, p.19 - 26, 1993/12

添加剤の種類を変えたエチレンプロピレンゴム(EPR)を用い、放射線酸化後における熱酸化速度の温度依存性を化学発光分析により調べるとともに、添加剤(特に酸化防止剤)の化学発光への影響を調べた。多環状芳香族系の酸化剤は酸化防止作用とは無関係に化学発光を著しく増感させ、特に長波長側の発光を誘発させることが分かった。これはEPRの酸化で生成される、カルボニルの励起エネルギーが添加剤に移動しているものと推定された。化学発光の活性化エネルギーは添加剤の種類にさほど依存せず、50~60KJ/molであることが確かめられた。このことから化学発光分析法を用いることにより、実用環境での酸化劣化速度を推定する見通しを得た。

論文

化学発光分析による絶縁材料の放射線・熱劣化の評価

八木 敏明; 瀬口 忠男

DEI-92-114, p.63 - 71, 1992/12

電線・ケーブル絶縁材料の放射線と熱による複合劣化から寿命を推定するために、酸化劣化を高感度で検出できる化学発光分析法について検討した。エチレンプロピレンゴム(EPR)を用い、低温から高温までの広い温度域における酸化速度を調べるとともに、放射線照射による熱酸化の加速を解析した。酸素中で照射を行うと、試料の発光量は線量に依存して増大し、各温度での発光量はごく初期にピーク値をもつ曲線となる。一方、照射後真空中熱処理により照射中に蓄積した発光種を消滅させた場合には発光量は線量に依存するが経過時間に対しては一定の値を示す。この時の発光量は40$$^{circ}$$Cから140$$^{circ}$$Cの温度領域においてアレニウスの式に従い、その活性化エネルギーは58kJ/molの値を得た。この値は機械的特性の劣化より求めた均一酸化領域での値に対応していることが分かった。

論文

放射線減菌したポリマーの安定性,II; 電子線照射した後の経時劣化

吉井 文男; 佐々木 隆; 幕内 恵三; 田村 直幸

医科器械学, 55(5), p.251 - 255, 1985/00

ディスポーザブル注射器に使われている組成の異なるポリプロピレンとポリメチルペンテンの電子線と$$gamma$$線照射した後の経時劣化を調べ、その劣化挙動を化学発光分析による発光の減衰量と関連づけて考察した。ホモポリプロピレンは照射中の劣化が大きいために、顕著な経時劣化は認められなかった。コポリプロピレンは照射後3ヶ月くらいまでの比較的初期に劣化するが、それ以後はあまり大きな経時劣化は認められなかった。さらに、コポリプロピレンの電子線照射後の経時劣化は$$gamma$$線に比べて極めて小さく、滅菌線量(2.5Mrad)では経時劣化が認められなかった。経時劣化は化学発光分析の結果から、保存前の発光量に依存することが分った。経時劣化は耐放射線性ポリプロピレンとポリメチルペンテンには全く認められなかった。経時劣化は保存中の雰囲気にも影響され、真空中保存の方が空気中よりも劣化しにくかった。

論文

医療用具の放射線滅菌; 化学発光分析によるポリマーの発光量と劣化との関係

吉井 文男; 佐々木 隆; 幕内 恵三; 田村 直幸

東北電子産業レポート, 1985, p.1 - 4, 1985/00

ディスポーザブル注射器に使われているポリプロピレンの電子線と$$gamma$$線の照射中における劣化を調べた。さらにこの劣化を化学発光分析によって求めた酸化度と関連づけて考察した。ホモポリプロピレンは滅菌線量(2.5Mrad)の照射で電子線と$$gamma$$線いずれでも著しく劣化した。コポリプロピレンとポリメチルペンテンは電子線と$$gamma$$線とで劣化の挙動が異なり、電子線の方が$$gamma$$線よりも劣化しにくかった。この劣化挙動とパーオキシラジカルの2分子停止反応により発光する化学発光量(酸化度)と対比させると、HPは酸化度の少ないところで分解し、ポリメチルペンテンは酸化量の比較的大きいところでも安定であった。劣化は電子線と$$gamma$$線の照射線源の種類によらず、酸化量に依存することが分った。以上のように化学発光分析は照射したポリマーの劣化を評価するのに極めて有効であった。

報告書

高線量率加速器の運転に伴ない発生するオゾンおよび窒素酸化物の処理について

杉浦 俊男; 中井 洋太; 高垣 虎雄; 後藤田 正夫; 神山 秀雄; 竹崎 淳一; 永井 士郎

JAERI-M 5388, 64 Pages, 1973/09

JAERI-M-5388.pdf:2.31MB

本報告は、大阪研究所における表題の目的により結成されたワーキンググループの作業経過、オゾンおよび窒素酸化物発生量の推定、これら有害ガスに関する各種調査結果、および以上にもとづき設計したこれら有害ガスの除去装置の説明をまとめたものである。実験により、オゾンおよび二酸化窒素は当該条件下で活性炭による吸着および分解が最も効率よくかつ安価に除去しうることが明らかとなった。しかしオゾンを吸着した活性炭は突燃、爆轟をする危険があり、これを避けるために微粉活性炭を重量で約20%天然のシリカアルミナゲル中に分散成形したものを使用し実験を行なった。この処理剤は当該条件下でオゾンおよび二酸化窒素に対し十分な処理能力を持ち、かつ全く突然、爆轟の危険がないことが明らかとなり、実際の装置の処理剤として採用した。

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